予防
2024/01/29 |
犬と猫の潜在精巣(陰睾丸)
犬と猫の潜在精巣(陰睾丸)
生後6ヶ月までに陰嚢内に精巣が降りてこない(精巣が一つ、精巣がない)ことが小型犬であれば5%くらいあります。
経験上6ヶ月以上待っても陰嚢に精巣が降りてくることはありません。
精巣が陰嚢に降りていない場合、腹腔内(お腹の中)やソケイ部(足の付け根)に精巣があります。
その場合は、犬では、腫瘍になる可能性が正常な個体に比べ10倍程上がると言われています。
猫の場合、私はハッキリとした知見がないのですが、猫の精巣腫瘍の報告もあるので陰睾丸は切除しています。
そのような背景から潜在精巣は若いうちに去勢手術をした方が良いです。
向かって右の赤い丸がソケイ部の陰睾丸、もう片方は腹腔内陰睾丸です。
術後の様子です。
抜糸は7日後です。
日帰り手術です。
費用に関して
腹腔内陰睾丸の場合は避妊手術と同料金
ソケイ部陰睾丸の場合は去勢手術+¥3.300となります。
避妊・去勢手術の料金はHP上の料金のご案内をご覧になってください。
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